Chapter 19

第4部: チュートリアル

Nixの基礎知識は十分獲得しました。ここからは実際にNixを用いてパッケージをビルドしてみましょう。このチュートリアルでは3種類のものをビルドします。

  1. hello
  2. Rustプロジェクト
  3. Dockerイメージ

1つ目はシンプルなHello worldプログラムです。Flakeの構築とstdenvの基本的な使い方を学びます。

2つ目は依存関係を持つRustプロジェクトです。プログラミング言語側に依存関係がある場合、その情報をNixに持ってくる必要があります。今回はRustを例としてその方法を学びます。

3つ目はやや変わり種です。Nixは汎用的なビルドシステムを供えているため、広義のパッケージ以外にも様々なものをビルドできます。今回はDockerイメージをNixを使ってビルドしてみます。